比較してわかる!用途に合わせた大型気化式冷風機の選び方とは?

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比較してわかる!用途に合わせた大型気化式冷風機の選び方とは?

真夏の暑い環境でも、必要に応じて活動や作業は行われます。その際、気温が上昇する日中は熱中症の対策が欠かせません。たとえば、夏場の倉庫内作業や学校の部活動などもそうであり、対策として空調設備の導入を検討するケースもあるでしょう。この記事では、まず大型気化式冷風機を他の冷房器具と比べる形で紹介し、次に用途別に行う大型気化式冷風機の比較について説明します。

1.大型気化式冷風機を他の冷房器具と比較!

大型気化式冷風機とは、気化熱の作用で冷やした空気を送り出す冷房器具です。遠くまで空気を届かせる風力が特徴であり、広範囲を冷風で涼しくしたい場合に適しています。そう言われても、エアコンや普通の冷風機と何が違うのか分からない場合もあるでしょう。ここでは、大型気化式冷風機を他の冷房器具と比べた場合、どういったメリットやデメリットがあるのか説明していきます。

1-1.大型気化式冷風機とエアコンを比較

室内で使うポピュラーな冷房器具というと、エアコンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。まず、そちらと大型気化式冷風機を比較しながら異なる点を見ていきます。なお、エアコンには暖房器具としての一面もありますが、ここで行う性能や機能の解説はクーラーとしての運用を前提としたものです。

1-1-1.設置する際のメリットとデメリット

大きな相違点として設置する場所が挙げられます。大型気化式冷風機のメリットは移動が可能なことであり、ピンポイントで冷却することが容易です。また、気密性を維持する必要はなく、出入り口の近くや開けた窓に設置できます。室外機が不要なので、その分のスペースを考慮しなくて良いこともメリットです。一方、デメリットとして活動スペースが狭まりやすいことが挙げられます。高い場所に設置するのではなく、人の活動範囲内に置くことが一般的だからです。

それに対してエアコンのメリットは、壁や天井に固定するので活動スペースが狭くならないことです。デメリットは気密性の維持が必要なことで、そうしないと冷却能力を最大限に発揮できません。さらに、室外機が不可欠であり、そのためのスペースが求められることもデメリットの一つです。

1-1-2.冷却能力の高さを比較

冷却能力に関しても両者には差があります。エアコンは温度を設定できるため、空間が密閉されていれば温度を著しく低下させることも可能です。一方、大型気化式冷風機は温度を設定する機能がありません。そのため、下がり幅は6~9℃ほどにとどまるのが一般的です。また、温度が低いときや湿度が高いと水は気化しにくいため、大型気化式冷風機の冷却能力はダウンします。言い換えると、高温かつ低湿度の場合は最大の効果を得られるのです。上記の内容を知ると、大型気化式冷風機は冷えにくいと感じるかもしれませんが、実用上は特に問題のないケースが多いです。室温が著しく低下すると体調を崩すような人もいるからです。

1-1-3.特定の用途なら大型気化式冷風機が便利

用途による利便性にも大きな違いが見受けられます。たとえば、体育館や倉庫のような場所には大型気化式冷風機のほうが適しています。なぜなら、出入り口などが開いた状態になりやすい場所では、エアコンの冷却能力は非常に弱くなるからです。また、エアコンは設置と同時に固定されるため、別の場所に移す必要がない場合に向いています。大型気化式冷風機は別の場所に移せますし、不要になれば撤去も可能です。そのため、レンタルして必要な間だけ設置するような使い方もあります。

1-2.大型気化式冷風機と一般的な冷風機を比較

続けて、大型気化式冷風機と一般的な小型の冷風機を比べましょう。両者ともに冷風機というカテゴリに分類されますが、冷却方法は同じではありません。それらのメリットとデメリットを中心として特徴を述べていきます。

1-2-1.一般的な冷風機は室外機付きエアコン

一般的な冷風機が送り出す空気は、気化ではなくエアコンと同様に冷媒によって冷やしたものです。冷却の仕組みが似ていることから、スポットエアコンと呼ばれることも珍しくありません。また、窓に取り付けるタイプは窓エアコンと表現されることがよくあります。いずれにせよ、エアコンと同じく、冷却能力が湿度に左右されにくい点などがメリットです。一方、エアコンとの相違点がデメリットになっているので注意しましょう。それは本体と室外機が一体であることです。排熱の機構が本体に搭載されているため、熱風を排出するための箇所が存在します。このため、排熱に注意しながら使用しなければなりません。

また、冷媒をコンプレッサーで圧縮するので、稼働音が大きいこともデメリットです。大型気化式冷風機もファンが回る音はしますが排熱機構の騒音は発生しません。なお、移動できるというメリットは大型気化式冷風機と同じです。また、気化式の小型冷風機も大型気化式冷風機と仕組みは共通で、こちらは冷風扇という呼び名で広く用いられています。

1-2-2.冷風機の設置は低コストで省スペース

価格の安さは一般的な冷風機のメリットであり、大型気化式冷風機やエアコンより購入しやすいです。さらに、大型気化式冷風機より小さいので、狭い場所に設置しやすいこともメリットといえます。窓エアコンの場合は、さらにスペースを節約できますし、取り付けも難しくありません。ただし、排熱に気を使いながら設置しなければならないというデメリットがあります。また、ランニングコストに関するデメリットにも注意しましょう。設定温度にもよりますが、一般的なエアコンより電気代が高くなるケースもあるのです。それに対して、大型気化式冷風機には電気代が変動しにくいというメリットがあります。

1-2-3.大きめの室内を冷やすなら大型気化式冷風機

一般的な冷風機のメリットとして、小型なので移動させやすいことや、エアコンと同じく除湿機能を持っていることが挙げられます。しかし、冷却能力の不足というデメリットがあり、大きな空間の冷却には適していません。そのような空間で使うと電気代が多くかかるので、比較的狭い場所での利用に向いています。また、排熱しやすいように外気と接している場所で使うことが望ましいです。ある程度の広さがある場所を冷やしたいなら、大型気化式冷風機のほうが効率的です。

1-3.大型気化式冷風機と大型扇風機を比較

涼しく感じるためのポイントは風であると考えている人もいるでしょう。その場合は、大型扇風機を用意すれば十分だと推察するかもしれません。たしかに、大型扇風機で満足できるケースもありますが、必ずしもそうとは限らないので注意が必要です。強い風を送れるという共通点に着目して、大型扇風機と大型気化式冷風機を比べていきましょう。

1-3-1.大型扇風機はコスパに優れる

大型扇風機は文字どおり扇風機の一種なので、空気を冷却する機能を持っていません。構造はファンを回転させるシンプルなものであり、安価な製品が多く見受けられます。送風の機能が中心であるため、電気代を安く抑えやすい点が大きなメリットです。言い換えると、送風だけで事が足りるシーンなら、大型扇風機は非常にコストパフォーマンスが良い冷房器具といえます。ただし、電気代に関しては大型気化式冷風機もそれほど高いわけではありません。また、大型扇風機は構造が単純であるがゆえに、頑丈であることが一般的となっています。そのため、長持ちしやすいこともメリットの一つです。

1-3-2.大型扇風機はバリエーションも豊富

大型扇風機には、多様なタイプの製品が存在するという特徴もあります。たとえば、大型気化式冷風機と同様にキャスター付きのタイプも発売されており、それらは移動が簡単です。壁掛けタイプも利用者が多く、高い位置に設置すれば頭上から送風できます。さらに涼しい環境を作れるように、ミストを噴出できるタイプも増えてきました。また、コードレスで利用が可能な充電式のタイプは、配線のわずらわしさがなく、設置場所の自由度が大きくアップしています。なお、業務用の大型扇風機に関しては、レンタルのサービスを用意している業者も見受けられます。夏場やイベントにしか使わないなら、このサービスはとても便利です。

1-3-3.冷却性能なら大型気化式冷風機が勝る

気温が高い環境では、大型扇風機は熱風を送る装置になりかねません。したがって、冷却性能に関しては、冷やした空気を送り出せる大型気化式冷風機に軍配が上がります。ミストを出せるタイプの大型扇風機であれば、暑くても気化の作用によって涼しい環境をつくりやすいです。ただし、使用できるシーンが限定されている点に気を付けましょう。水を空気中にまく仕組みであるため、湿気に弱いものが置かれている場所などでは使えません。また、大型気化式冷風機における気化は本体内部で行われますが、湿度を上昇させてしまうという点は同じです。それゆえ、湿気に警戒が必要な空間で使うなら、ミストを出さないタイプの大型扇風機が適しているケースもあります。

2.大型気化式冷風機はどれがいい?用途別に比較

「冷えた空気を広範囲に送る」という点に関して、大型気化式冷風機が他の冷房器具より優れていることを理解できたのではないでしょうか。密閉されていない広めの空間で特にメリットが大きいため、体育館や倉庫などにおける熱中症対策にうってつけです。とはいえ、具体的にどのような製品を選べば良いのか分からない場合もあるかもしれません。ここからはサイシュウテクノの大型気化式冷風機を例に挙げながら、観点ごとに比較のポイントと用途に沿った選び方を紹介していきます。

2-1.サイズで比較

サイズは大型気化式冷風機の選択における基本的な観点です。サイシュウテクノは、サイズの異なる大型気化式冷風機をいくつか提供しています。そのなかで最も大きい製品は「ストロングクールX」であり、高さ1720mm×幅1120mm×奥行き685mmという仕様です。一方、「RKF506」はスタイリッシュな製品で、高さ1565mm×幅673mm×奥行き658mmという細めの形状となっています。また、個人利用を想定した「RKF305」は高さ1223mm×幅479mm×奥行き471mmであり、さらに省スペースが可能なサイズです。

大型気化式冷風機はそれほど設置面積を要する冷房器具ではありません。しかし、使用する空間によっては、やはり活動の邪魔になってしまうリスクがあります。そのため、空間の広さと活動内容を考慮したうえで、適切なサイズのものを選択することが重要です。涼風有効面積を広くしたい場合、基本的にはサイズが大きいほど実現しやすくなります。それは風量のアップによるものですが、同時に消費電力が上昇してランニングコストが増える点に注意しましょう。

2-2.風量や冷却能力で比較

風量や冷却能力は、空間を涼しくするという大型気化式冷風機の目的に直結する観点です。湿度40%の環境において、上述の「ストロングクールX」は現状の気温より8℃低い風を送り出します。そして、その風量は300立方m/分という非常に強力なものです。これにより冷風の到達距離は20mにも及ぶため、広い空間で使用する場合はエアコンより格段に省エネといえます。120平方mまでの面積なら1台でカバーできるレベルの冷却能力を備えているのです。公立の小中学校の体育館ほどの空間で使うなら2台が目安となります。

一方、4~6名ぐらいしか活動しない比較的狭い場所なら、そこまで強い冷風は必要ありません。「RKF506」などのスリムな製品でも冷却は十分に可能です。このように、設置の対象となるシーンにふさわしい風量や冷却能力を検討して選びましょう。

2-3.連続使用時間で比較

連続使用時間という観点も、大型気化式冷風機の使いやすさに関わる重要なものです。タンクの貯水量を1時間あたりの蒸発量で割った値が、連続使用時間ということになります。大型の「ストロングクールX」はタンクの貯水量が最大126Lであり、6~8時間も連続使用が可能です。一方、「ストロングクール7」の貯水量は最大60Lであり、「ストロングクールX」の半分にも及びません。しかし、連続使用時間に関しては6~7時間であり、両者はほぼ同等となっています。

なぜなら、1時間あたりの蒸発量が「ストロングクールX」は15~20Lであるのに対し、「ストロングクール7」は8~10Lだからです。つまり、蒸発のペースが半分程度なので、貯水量で劣っていても連続使用時間に大差がつかないというわけです。給水の頻度が多ければ、活動をたびたび中断しなければなりません。そのようなリスクを避けるため、連続使用時間と冷却機能のバランスを考慮して選択することが望ましいです。

2-4.ランニングコストで比較

長期的に使用するつもりなら、ランニングコストという観点を持つことも大切です。サイズや冷却能力は、大型気化式冷風機の電気代に大きな影響を与える要因となっています。たとえば、サイズが大きくて冷却能力も優れている「ストロングクールX」の場合、1時間あたりの電気代は24円です。それよりもサイズが小さい製品ほど、風量や冷却能力もダウンするため、ランニングコストも抑えられるようになります。また、大型気化式冷風機をレンタルするなら、その料金を計算に入れておくことも大事です。

サイシュウテクノの場合、大型の製品を借りて設置すると7日につき7万5000円、大型でない製品は5万円かかります。30日レンタルする場合はそれぞれ10万円と7万円という料金体系です。以上のように、電気代やレンタル料を踏まえて、発生するトータルの費用を事前に見積もっておくことが欠かせません。予算と照らし合わせて、無理のない運用が可能な製品を選びましょう。

大型気化式冷風機を選ぶならサイシュウテクノ!

他の冷房器具と比べて、大型気化式冷風機は低コストで広い空間を冷やせます。よって、夏場の熱中症対策にぴったりであり、導入によってさまざまな活動の支援が可能です。サイシュウテクノが提供する大型気化式冷風機なら、家庭用100Vコンセントで電力を供給できるため、特別な装置や設備は必要ありません。教育機関用の特別仕様も扱っており、全国対応や設置前の相談対応も行っているので、同社の製品を検討してみると良いでしょう。

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